夫
「“旅は資産になる”──本気でそう思ってる。でもそれを“早期退職して世界を旅する”って話にしたとき、最初のハードルはやっぱり妻(あなた)だったんだ」
妻
「正直、“旅しながら暮らす”なんて、夢物語だと思ったよ。しかも、仕事を辞めて…って」
夫
「だからプレゼンした。“旅=浪費”じゃなくて、“自己資産を育てる旅”として、家計・設計・思想まで全部まとめて」
妻
「その熱量と説得力に、ちょっとびっくりした(笑)。“設計された夢”なら、見てみたいって思った」
Contents
はじめに|共に進むための“第一歩”
このブログで提案している「資産型旅」という考え方──
それは、最初から夫婦の共通言語だったわけではありません。
“自由に生きたい”という想いは、私の内なる衝動。
でもそれを二人の人生設計として共有するには、
「夢」から「計画」へ落とし込むプレゼンが必要だったのです。
なぜ、妻にプレゼンが必要だったのか
- 私にとって「自由」はずっと憧れだった
- でも、妻にとっては「突然の宣言」にも映ったはず
- 一緒に歩むには、“思想・設計・現実”を言葉にして、見える形で共有しなければならない
そのために準備したのが、
「資産型旅プレゼン資料」でした。
PowerPointではなく、A4用紙2枚の図解付き構想メモ。
旅の価値を再定義し、ライフプランと資産形成の戦略に落とし込んだものです。
プレゼンの中身|「資産型旅」というライフスタイル提案
1. 資産型旅とは何か?
- 旅=消費ではなく、「自己資産を育てる投資」
- 特に「経験資産(Experience Capital)」という概念──旅で得た知識・判断・価値観が、将来の人生を形作る“内なる資本”になるという視点を共有
- 自由を支える三本柱:人的資本・金融資本・社会資本
- 季節と気候に合わせた“ベストシーズン滞在”
- スターアライアンスの世界一周航空券を活用し、無駄なく回る
- 現地の暮らしを楽しみながら記録する
- ブログ運営=社会資本形成とアウトプット資産
- だから、“今”から設計することの意味を強調
- 旅の捉え方
- 資産形成の方向性
- 働き方と退職の時期
- 情報発信という行動資本
2. どこへ?いつ?どれだけ?
3. 暮らすように旅し、発信する
4. 金融資産(資産運用)と同じく“早く始めるほど効果が大きい”
妻の反応|“突飛な夢”が“ふたりの戦略”に変わる瞬間
最初は、やっぱり戸惑っていたと思います。
でも──
「いつかは…」ではなく、
「この先3年でここまで準備できる」という数字と根拠があったことで、
“話が現実味を帯びた”のだと思います。
何よりも、
「自分ひとりで勝手に決めたのではなく、ふたりで描く未来だった」こと。
それが、彼女の心を動かした理由だったのかもしれません。
プレゼンの本質|人生というプロジェクトを共に設計すること
プレゼンとは、相手を言いくるめるものではなく、
「未来を一緒に描くための共創」。
この“旅のプレゼン”をきっかけに、
私たちの人生設計は明確に変わりました。
これらすべてが、「資産型旅」という軸で結びついていったのです。
続きはこちら
第2.5話では、旅を「資産」として考える上で欠かせないもう一つの視点──
“経験資産”という見えないけれど確かな力について、私たちの実体験を交えて深掘りしていきます。
この記事を書いた人

shisan-tabi管理人(夫)
旅のプランニングと資産設計を通じて、自由な人生を構造的にデザインすることを追求中。
50歳での早期退職を目指し、世界一周航空券での長期旅を本気で準備しています。
思想・構造・実践──人生を支える「資産としての旅」を記録・発信中。
旅のプランニングと資産設計を通じて、自由な人生を構造的にデザインすることを追求中。
50歳での早期退職を目指し、世界一周航空券での長期旅を本気で準備しています。
思想・構造・実践──人生を支える「資産としての旅」を記録・発信中。