03|実践編|妻が綴る、暮らしと旅のリアル

第3話:「そもそも、わたしって何の運用してるんだろう?」

資産運用を“じぶんごと”として意識しはじめた頃──ふと、こう思ったんです。

「そもそも、わたしって何の運用してるんだろう?」

そんな素朴な疑問を、ある日ふと夫に聞いてみました。返ってきたのは、「オルカンに投資してるんだよ。」とのこと。そして「iDeCoと新NISAを使って買ってるんだよ」との答え。

・・・え? 「iDeCoと新NISAに投資してる気がしてたんだけど…ちゃんと分かってなかった!」

というわけで、今回は「わたしの資産運用って何?」を、自分なりに調べてまとめてみました。

iDeCoってなに? → 「じぶんでつくる年金」

まず、iDeCo(イデコ)は“じぶんでつくる年金”のような制度です。

  • 毎月少しずつお金を積み立てて、
  • 60歳になったら受け取れる、
  • 老後のための貯金+投資の仕組み。

最大のメリットは、税制優遇があること!

  • 積み立て額が「所得控除」の対象になって、毎年の税金が軽くなる
  • 運用で得た利益に税金がかからない(=運用益が非課税)

ただし、60歳までは原則引き出せません。でも、「老後のためにコツコツ貯めていく」って考えると、むしろ気が楽かも。

ちなみに、「国に預けるの?」と思っていたけどそうじゃなくて、“国が用意したおトクな投資の箱”というイメージ。中に入れるのは、自分で選ぶ投資信託や株などです。

新NISAってなに? → 「自由に使える非課税の投資口座」

次に、新NISA(ニーサ)。

こちらは、いつでも売却・引き出しOKな、自由度の高い投資制度です。iDeCoのような年齢制限がなく、ライフスタイルに合わせて使えます。

新NISAの特徴は、やっぱり利益が非課税になること!

  • 増えたお金に税金がかからない
  • 年間最大360万円まで投資OK(つみたて+成長投資枠)
  • 非課税枠の総額は生涯で1800万円
  • いつでも資金を引き出せる

新NISAには、2つの投資枠があります:

  • つみたて投資枠(年間120万円):初心者向けの、長期・積立スタイル
  • 成長投資枠(年間240万円):個別株やETFも選べる、リターン重視型

「オルカン」ってなに?

「インデックスファンド?……あれ、なんか聞いたことあるけど、実はちゃんと意味は知らなかったかも」

そんな感じで読み進めていくと──なるほど、指数に連動するってこういうことなのね!

オルカンは「全世界株式インデックスファンド」のこと。つまり、ひとつの投資信託で、世界中のいろんな企業の株にちょっとずつ投資している、みたいなイメージ。

なるほど、ひとつ買うだけで“分散投資”になるってわけか……!

まとめ:知らなかったからこそ、知れてよかった

正直、まだ完ぺきに理解できたわけじゃないけれど、こうして整理してみると「わたし、ちゃんと資産運用してるんだ」と実感できて、ちょっと安心しました。笑

しかも、放っておいてもお金が働いてくれているなんて、ありがたい仕組み。

“わからないから避ける”のではなく、“わからないから少しずつ知っていく”。そう思えるようになったことが、いちばんの収穫かもしれません。

まずは、マネーフォワードと仲良くしながら、数字の動きを“意味を知ったうえで”見守ってみようと思います。

……さて、今度は「お金をどこに置いておくか?」も、ちょっとだけ考えてみようかな。

※この記事は、筆者が自分なりに調べて理解した内容をもとに執筆したものです。正確な制度内容については、金融庁や各金融機関の公式情報をご確認ください。

この記事を書いた人
shisantabi管理人(妻)
街歩き・人間観察好きの妻
海外のカフェや雑貨屋を巡るのが大好き。
おみやげ選びや「暮らすように旅する」体験を通じて、旅の実践記を担当しています。
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