資産運用なんて、ずっと他人ごとだと思っていた私──。
でも「ある出来事」がきっかけで、初めて“数字の意味”にドキドキしたんです。
マネーフォワードで家計を管理するようになっても、資産運用にはまったく無関心だった私。アプリを開くこともなく、資産のページなんて完全にノータッチ。
そんな私が、週に1回くらいはアプリを開くようになった──そのきっかけが「コロナショック」でした。
きっかけは2020年のコロナショック
2020年、新型コロナウイルスの感染が世界中に広がり、「経済が止まるのでは?」という不安から、株価は一気に急落。
けれどその後、世界の中央銀行が金融緩和(お金をたくさん市場に出す)を行い、各国政府も給付金や経済支援を次々に実施。
市場にはお金があふれ、「銀行に預けても増えないし、じゃあ株に入れようか」という流れが生まれたのです。
その結果、株価はコロナ前よりもむしろ高くなっていきました。
「え!?こんなに増えるの?」
そんな中でも無関心だった私に、夫が「ちょっとマネーフォワード見てみなよ」と声をかけてくれました。
半信半疑でアプリを開いてみると……日々、株価が上がっている!
「えー!?こんなに増えるの?」と、正直ビックリしました。
毎日のように上昇していく数字に、ちょっと浮かれ気味になっていると、夫がひと言。
「急に上がるってことは、逆に急に下がることもあるんだよ。
それがハイリスク・ハイリターンってこと。」
ああ、なるほど。これが“資産運用の世界”なのか、とようやく少し理解した瞬間でした。
夢物語が、“もしかして現実に?”と思った瞬間
でも同時に私は、思ってしまったのです。
「これ、もしかして本当に“資産で旅する”って、できるのかも?」
それまで夢物語だと思っていたことが、少しずつ現実味を帯びてきた瞬間でもありました。

海外のカフェや雑貨屋めぐりが大好き。
「暮らすように旅する」をテーマに、街の空気・人の優しさ・小さな発見を大切に綴っています。
日常に近い旅の楽しみを、体験記として発信中。