資産運用を“じぶんごと”として意識しはじめた頃──ふと、こう思ったんです。
「そもそも、わたしって何の運用してるんだろう?」
そんな素朴な疑問を、ある日ふと夫に聞いてみました。返ってきたのは、「オルカンに投資してるんだよ。」とのこと。そして「iDeCoと新NISAを使って買ってるんだよ」との答え。
・・・え? 「iDeCoと新NISAに投資してる気がしてたんだけど…ちゃんと分かってなかった!」
というわけで、今回は「わたしの資産運用って何?」を、自分なりに調べてまとめてみました。
iDeCoってなに? → 「じぶんでつくる年金」
まず、iDeCo(イデコ)は“じぶんでつくる年金”のような制度です。
- 毎月少しずつお金を積み立てて、
- 60歳になったら受け取れる、
- 老後のための貯金+投資の仕組み。
最大のメリットは、税制優遇があること!
- 積み立て額が「所得控除」の対象になって、毎年の税金が軽くなる
- 運用で得た利益に税金がかからない(=運用益が非課税)
ただし、60歳までは原則引き出せません。でも、「老後のためにコツコツ貯めていく」って考えると、むしろ気が楽かも。
ちなみに、「国に預けるの?」と思っていたけどそうじゃなくて、“国が用意したおトクな投資の箱”というイメージ。中に入れるのは、自分で選ぶ投資信託や株などです。
新NISAってなに? → 「自由に使える非課税の投資口座」
次に、新NISA(ニーサ)。
こちらは、いつでも売却・引き出しOKな、自由度の高い投資制度です。iDeCoのような年齢制限がなく、ライフスタイルに合わせて使えます。
新NISAの特徴は、やっぱり利益が非課税になること!
- 増えたお金に税金がかからない
- 年間最大360万円まで投資OK(つみたて+成長投資枠)
- 非課税枠の総額は生涯で1800万円
- いつでも資金を引き出せる
新NISAには、2つの投資枠があります:
- つみたて投資枠(年間120万円):初心者向けの、長期・積立スタイル
- 成長投資枠(年間240万円):個別株やETFも選べる、リターン重視型
「オルカン」ってなに?
「インデックスファンド?……あれ、なんか聞いたことあるけど、実はちゃんと意味は知らなかったかも」
そんな感じで読み進めていくと──なるほど、指数に連動するってこういうことなのね!
オルカンは「全世界株式インデックスファンド」のこと。つまり、ひとつの投資信託で、世界中のいろんな企業の株にちょっとずつ投資している、みたいなイメージ。
なるほど、ひとつ買うだけで“分散投資”になるってわけか……!
まとめ:知らなかったからこそ、知れてよかった
正直、まだ完ぺきに理解できたわけじゃないけれど、こうして整理してみると「わたし、ちゃんと資産運用してるんだ」と実感できて、ちょっと安心しました。笑
しかも、放っておいてもお金が働いてくれているなんて、ありがたい仕組み。
“わからないから避ける”のではなく、“わからないから少しずつ知っていく”。そう思えるようになったことが、いちばんの収穫かもしれません。
まずは、マネーフォワードと仲良くしながら、数字の動きを“意味を知ったうえで”見守ってみようと思います。
……さて、今度は「お金をどこに置いておくか?」も、ちょっとだけ考えてみようかな。
※この記事は、筆者が自分なりに調べて理解した内容をもとに執筆したものです。正確な制度内容については、金融庁や各金融機関の公式情報をご確認ください。
